当院について

当院のホームページをご覧いただき有難うございます。院長の林裕子です。
母校の医学部を卒業後、地元である金沢大学皮膚科学教室へ入局し、以後「皮膚科ひとすじ」に20年以上皮膚科の診療に携わって参りました。
金沢大学皮膚科学教室在籍中は先代教授の指導のもと多くの皮膚疾患の診療を行い、先代教授が専門外来を置かれていた「アトピー性皮膚炎」「強皮症などの膠原病」「皮膚悪性腫瘍」などを中心に勉強し、その間「皮膚科専門医」を取得し、また研究成果として「医学博士取得」を行い、米国留学の機会もいただきました。医師として、またそれ以前に「人として」かけがえのない貴重な経験をたくさんさせていただいたと思っております。
長年の皮膚科診療に携わってきましたが、自分自身もっと身近に皆様のお役に立ちたいという思いがあり、2017年8月に出身地であります小松市で皮膚科クリニックを開業させていただきました。
皮膚科診療は、まずは「実際に皮疹を診させていただく」ことから始まります。
実際に出現している皮疹を診させていただき、診断をつけ、そこから治療がスタートすることとなります。
皮膚症状も多岐にわたりますし、皮膚疾患の病名だけも数百ほどありますため、初回に確定診断までたどり着くことはなかなか難しいのが実際です。逆に言うと、熟練した皮膚科医であればあるほど診断に至るまでの過程は慎重であり、いろいろな鑑別疾患の可能性を考え、紐といて診断にたどり着くことも多いです。
皮膚に症状があればすべてお伺いさせていただいておりますので、これまで培った診療技術・知識・経験をもとに診療を行って参りますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。